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ブログ 家庭・子育て

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子供への接し方(1)[New! ~浦安LIFEをもっと楽しく!~ ]

投稿日時:2011/06/26(日) 06:29

おはようございます。池本です。


今日も天気はなんとかもちそうですね。
来週の試合に向けた最後の練習。


朝いちばんで天気予報をみてほっと安心。
今日も楽しくいい練習ができますように!


ところで先週、ちょっと残念なことがありました。
日曜日の練習後、このところ練習に来ていなかった子が
お父さんと一緒にグランドに来たんですよね。


「お、久しぶり!」と思ったものの、その子の姿はサッカーのユニフォーム。


もしかして・・・と思ったら、やはり残念ながらラグビースクールを
辞めることにしました、というご挨拶でした。


その子のお父さんは以前ラグビーをなさっていたそうで、
昨年もほとんど毎週一緒にグランドに来てくださり、練習の
お手伝いをしてくださっていました。


今年も一緒に楽しくやっていけるといいな、と思っていましたが、
今回スクールを辞めることになって、そのお父さんが一番残念がって
いるのでは、と勝手ながら感じました。


私もすごく残念ではありますが、サッカーが好きで、同じ時間に
練習があるサッカーをやりたいとその子が言っているそうですので、
ぜひサッカーを心から応援していただきたいと思います。


私も小学校に入る前からラグビースクールに入り、その後
ずっとラグビーをやってきましたので、息子が生まれた時には
「将来ラグビーをやってほしい」と思ってはいました。


とはいえ、以前は、ラグビーに限らず、野球でもサッカーでも
バスケットボールでも、なんでもいいから何かに熱中し、
一生懸命何かに取り組んでくれたらいいな、と思っていました。
また、それが結果としてスポーツじゃなくても、と。


ただ、欲というのはどんどん大きくなるもので・・・
いつしか「やっぱりラグビー」と思うようになり、今に至っている
わけですが、できるだけ子供の意志は尊重してあげたいなと
思っています。


ラグビーは触れる機会も少ないですし、できるだけ多く触れる
機会を提供しつつ、自然と好きになってくれるとベストなんですが、
ここで気を付けなければならないことがあると思っています。


それは、「厳しく接しない」ということ。


ラグビーに限らず、親に思い入れがあるものを子供にやらせようと
するとき、親の思いが強ければ強いほど、「なんでできないんだ」
という気持ちが強くなってきます。


「なんでこうできないんだ、なぜこうしないんだ」


つい子供をそういう目で見てしまうんですよね。


あくまで個人的な考えですが、ラグビースクールの試合や練習に
いらっしゃるご父兄の皆さんには、


「練習中やプレーの態度など、ラグビーに関する事で叱らないでください」


ということをぜひお願いしたいなと思います。


ラグビーの練習や試合を観に来ては、


「お前、こうしてだろ」
「なんであんなプレーしてたんだ?」
「もっときちっとやりなさい」


と言わ続けたら、楽しいはずのものもそのうち嫌になってしまわないかと
心配です。


この話、実は私の体験に基づいているんですが・・・


小学生のころ、父親には


「がんばるから、試合観に来ないで」


と言っていました。
そんなのあまり聞かないですよね(笑)


でも、ちんたらプレーしていたら、家に帰って怒られるので、試合の前には
父にそう言っていたのを今でも覚えています。


正直言って、小学校のころ、ラグビーは好きじゃありませんでした。
私もサッカーをやりたかったです。


と・・・長くなってしまいましたので、続きはまた今度書きたいと思います。


さて、今日も楽しい練習ができますように!!

『知る』ということ。[New! ~浦安LIFEをもっと楽しく!~ ]

投稿日時:2011/05/07(土) 07:07

おはようございます。池本です。
 
 
今年は長い!と思っていたゴールデンウィークも、気がつけば
残すところ2日。
 
 
はい、いつもの普通の週末になってしまいましたが、
今年はどのように過ごされましたでしょうか。
 
 
我が家は5月3~5日の2泊3日で小旅行に出かけたんですが、
行った先で「森の学校」なるものに参加してきました。
 
 
樹木医の先生が森の中に住むいろんな植物・動物について解説して
くれながら2時間ほど散策するコースです。
 
 
私と息子2人で参加したんですが、「へぇー」、「そうなんだー」、「ほぉー」と、
親の私が一番楽しんでいたような・・・
 
 
リスやネズミ(といってもハムスターのような、きれいでかわいいネズミ)が
食べたくるみや松ぼっくりのあとや、鹿のフン、平地にはない植物など
いろいろと解説してくれながらあっという間の2時間だったんですが、
ちょっと考えさせられる場面がありました。
 
 
先生「この木、なんていう名前かわかる?」
 
みんな(親含む)「・・・」
 
先生「これはね、○○っていう木だよ」
 
みんな「あぁ、その名前ならしってる!」
 
 
こういうやりとりが何度かありました。
その後の先生の話。
 
 
「そうだね、みんな名前は知ってるよね。
 
みんないろんなことを知ってます。
本や教科書、インターネットですぐに調べられます。
 
でも、知ったつもりになっているだけで、実際に目の前に
この木があっても、何の木かわからない。
それでは知っていることにはなりません」
 
 
確かに。。。
 
 
最近は、何かわからないことがあると、携帯ですぐに検索。
するとwikiや質問サイトなどがでてきて教えてくれます。
そこでわかったつもりになっちゃうんですよね。
 
 
以前、ある観光協会が、その森にはいないリスの写真をパンフレットに
掲載したことがあるそうです。
似ているかもしれませんが、そのリスはその森にはいません。
 
 
それを例に出しながら、
 
 
「観光協会の人だって間違ってしまいます。
学校の先生も、もしかしたら間違ったことを言っているかもしれません。
教科書に載っているからと言って鵜呑みにするのではなく、
『いつか自分の目で確かめるんだ』というくらいの気持ちをもってください。
あのとき先生が言っていたことは間違ってたよ、と言えるくらいに」
 
とおっしゃっていたのが印象的でした。
 
 
全部を疑ってかかる子ども、はちょっとかわいくないですが(笑)、
本当かな?という意識を常に持つのは大事ですね。
 
 
さて、最後に問題です。
 
 
「杉の葉っぱの絵を思い出して、絵を書いてみてください」
 
 
杉のことは誰もがよく知っているはず、ですが、絵は・・・
 
 
ちなみに私は描けませんでした。
実物を見て、「あぁ、これね」と・・・

自らやる気になると[New! ~浦安LIFEをもっと楽しく!~ ]

投稿日時:2011/04/26(火) 06:19

長男もこの4月で4年生になり、学校での部活が始まりました。


最初は「部活、やらない」と言っていたんですが、友達に影響されたのか
突如「やっぱりやる、サッカー部に入る」と言い出しました。


それまでは朝家をでるのがだいたい7時50分ころ。
部活の練習は朝練なので、早く家をでる必要があります。


それまで一番最後に起きてくることが多かった長男。
さて起きれるのか、と思ったら・・・


なんと、部活初日の朝、私が起きたらすでに着替えは終了、
朝やる勉強も終え、6時半過ぎの段階で準備完了、やる気満。
妻もびっくりです。


これまで何度言ってもなかなか着替えないしだらだらしていたのに、
この変わりよう、すごいです。


人は気持ち一つでこうも変わるんですね。
親からどれだけ言っても、自分が楽しいワクワクすることにはかないません。


だとしたら、親としてはどれだけ子どもがワクワクする環境を作れるか、
という観点で子どもと接していくとよさそうです。


今回は友達の影響もあって自然と自分でやる気を出しましたが、
そういう環境に自然と導いていけるように日々心がけていきたいなと
思った出来事でした。


どんな子どもに育ってほしいですか?[New! ~浦安LIFEをもっと楽しく!~ ]

投稿日時:2011/04/17(日) 07:59


昨日、ある方から


「池本さんは、お子さんにどんな子どもに育ってほしいと思っていますか」?


という質問を受け、ちょっと固まってしまいました。


話はすぐに他の話に移ったのでそこで終わりましたが、家に帰ってふと思い出し、
しばらく考えました。


月並みな言葉が頭を次々にめぐっていきます。


思いやりのある子、やさしい子、自分で考え行動できる子、
目標に向かって努力できる子、本をたくさん読む、字がきれい、
約束を守る、お手伝いをしっかりやる、言われなくても宿題をやる・・・


あ・・・
だんだん、私にとって都合の良い子ども像になってきてますね・・・
いかんです。


子どもに対する期待、要求って、どんどん大きくなっていっているような気がします。


子どもも成長するわけで、当然といえば当然です。
でも、当初もっていた子どもたちへの純粋な気持ちを忘れちゃだめだなと
改めて思い直しました。


妻のお腹の中に小さな命が初めて宿ったとき、病院のベッドでお腹の中から
産まれてきたとき。


「とにかく元気であってくれれば」と思った気がします。


初めて笑ってくれたとき、寝返りをうったとき、はいはいが出来るようになったとき、
つかまり立ちができるようになったとき、ひとりで歩けるようになったとき・・・


もうずいぶん前なので忘れてしまっていましたが、ただそこにいてくれて、
成長を目の当たりにするだけで嬉しかったです。


色んなことを覚え、今もどんどん成長している子どもたちですが、あの頃のように
純粋に成長を楽しめなくなり、もっともっと、と要求ばかりが強くなってきている気がします。


生意気なことを言ったり、なかなか言うことを聞かなかったり・・・


それも成長の証だと、喜べる余裕を持ちたいなと思った今日この頃です。


なんて書きましたが・・・難しいんですけどね。
私たち親も成長していきましょう!

子どもたちのストレス[New! ~浦安LIFEをもっと楽しく!~ ]

投稿日時:2011/03/22(火) 08:19

おはようございます。池本です。


震災から今日で12日目を迎えました。
ご親族、知人などで甚大な被害に遭われた方もいらっしゃると思います。
心よりお見舞い申し上げます。


皆さまも上下水道が使えないなど、日々の生活でご不便なさっていると
思います。


またお子さんたちは、小学校が休校で元気をもてあましているのでは
ないかと思います。


外でも遊べませんし、そうなると、どうしてもテレビやゲームに走りがちですよね。


テレビは、一時期のように「地震報道一色」ではなくなってきましたが、
当時の報道等について、以前ご紹介したことがあります
『親野智可等(おやのちから)さん』が、メールマガジンで参考になることを
書かれていましたのでご紹介しますね。


ちょっとタイミングが遅れましたが、今後のこともありますし、また
今回のような震災時に限らず、事件・事故などのときにも
当てはまると思いましたので、参考にしていただければと思います。


(以下、親野さんの3/13発行のメールマガジンより)
 

さて、緊急でお知らせしたいことがあります。

以下は、小児科の医師turubabaさんのツイッターからの引用です。
https://twitter.com/turubaba

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

子供さんのいるご家庭はニュースを見るのはやめましょう。
子供たちの顔を見ていてあげて、話しかけてあげてください。

今は大丈夫でも、後で熱を出したりおなかを壊したりするかもしれません、ストレスで。


今日の診療中、ストレスを抱えている子供たちが多数受診。
皆さん、テレビを消しましょう。

せめて、楽しい番組の録画を見せてあげましょう。
みんな目がきょろきょろして落ち着きがなかったです。


診察中、個室でお気に入りの映像を楽しめるのでみんな目がきらきらしていました。
うれしそうにビデオを見ていました。

診察終わっても帰りたがらない子が多いのです。
おうちでは楽しいビデオを見せてあげましょう。
情報はインターネットでどうぞ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

私も同感です。

地震、津波、原発に関するテレビ番組をこの数日間ずっと見ていたご家庭も多いと
思います。


それによって、かなりのストレスを溜め込んでいる子どもも多いと思われます。
子どもたちへのご配慮をお願いいたします。


災害や事故で命をなくしたり家族をなくしたりすることについて、不安を感じている
子も多いと思います。


そういうことを話してきたら、まずは「こわいんだね。心配なんだね」と共感的に
たっぷり聞いてあげてください。

その後で、「だいじょうぶだよ」と言って安心させてあげるといいと思います。
抱きしめてあげるのもいいでしょう。


とにかく、安心して安らかに過ごせるようにしてあげてください。


(引用ここまで)


いかがでしたでしょうか。


我が家もそうでしたが、私たちとしては地震のニュースをいち早く知りたいので
テレビをずっとつけっぱなしにしていました。


でも、それを子供が一緒にずっと見ていたら・・・
知らず知らずのうちにストレスがどんどんたまってくと思います。


実は一昨日、巨大地震が起こる夢を見ました。
寝る直前に、震災の特集テレビを見たからかなと思いますが、朝起きて
あぁ、夢か、とほっとしました。


大人の私でもそうですから、子供はもっと不安になるでしょうね。


ぜひ子どもたちには不安な気持ちを持たせることなく、楽しく過ごさせて
あげたいですね。


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 http://archive.mag2.com/0000119482/index.html
 

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