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子供をほめる(その②) [家庭・子育て]

投稿日時:2008/07/09(水) 23:43

こんばんは。池本です。

 

前回は

 

 【Q】 子どもをほめるとき、どんな言い方をしていますか?

 

 A : 計算ドリルをすごくがんばってるね。漢字もがんばってね。

 B : 計算ドリルをすごくがんばってるね。きっと算数の成績も上がるよ。

 C : 計算ドリルをすごくがんばってるね。

 

という問いかけをさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

 

 

これをタグラグビーに当てはめて、どうほめるか。


 「タグラグビーの試合、すごくがんばったね。学校の宿題も頑張ろうね」

 「タグラグビーの試合、すごくがんばったね。きっと体力がついて

  足も速くなって、運動会でも大活躍だね」

 「タグラグビーの試合、すごくがんばったね」

 

気になる親野さんの推奨するほめ方は・・・

 

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 

Aを選んだ人:×

 

 親は、ほめた後で、つい「○○もがんばって」と言ってしまいがちです。

 でも、こういう言い方をされると、子どもはほめられたという実感を持つ

 ことができません。

Bを選んだ人:×

 これは子どもに余分なプレッシャーを与えることになります。

 それに、成績が上がらなかったときはがっかりしてしまいます。

 がんばっていること自体を認めてやることが大切です。

 

Cを選んだ人:◎

  余分なことを言わなくても、この一言で十分です。

 この一言を心を込めて言ってやってください。

 


私が教師だったころ、懇談会の話題づくりのためによくアンケートを

取っていました。

あるとき、親には「子どもをほめますか?」と聞き、子どもには「親にほめられ
ますか?」と聞きました。

 

その結果はとても興味深いものでした。

親のほうは、「よくほめる」と「まあまあほめる」を合わせると全体の4分の3にも

なりましたが、子どものほうは、「よくほめられる」と「まあまあほめられる」を

合わせて4分の1にしかなりませんでした。

 

同じようなアンケートを何回もやりましたが、だいたいこれくらいの割合でした。

 

この結果をひとことで言うと、「親はほめているつもりでも、子どものほうはほめられ
たと感じていない」ということだと思います。

 

では、なぜそうなるのでしょうか?その理由の1つは、ほめるときに親が余分なこと
を言ってしまうからです。「漢字もがんばってね」などはその典型です。欲をかいて
余分なことを言わないで、ほめるときはほめることに徹するようにしましょう。

そうすれば、子どもはほめられたという実感を持つことができます。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 

だそうです。

 

なるほど・・・確かにそうかもしれませんね。

 

できそうでなかなか難しそうです。

つい欲張ってしまいがちですし。

 

ほめるときも、「純粋に子供ががんばってうれしいと感じることを伝える」、

というよりも「ほめることで子供が伸びることを期待する」という、下心が

どこかにあったような気がします。

 

そこでつい余計なことも。。。

 

深く考えすぎずに、子供に対しても素直な心で接したいですね!

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