今年度もあと1か月ほどになりましたね。
4月からはみんな1年ずつ進級。
年長さんは1年生に、1年生は2年生に、2年生は3年生に…
そして6年生は中学生ですね。
子どもたちの成長って本当に早いです。
あ、その分私たち親も齢をとっているということ…
というのは忘れましょう!(笑)
さて、前回は
「親として、なぜ子供にスポーツをさせていますか?」
という問いかけをさせていただきましたが、
皆さんいかがでしたでしょうか。
決して「このためにスポーツをさせるべき」という
答えがあって問いかけたわけではありません。
人それぞれ目指すところは違うでしょうし、違って
良いと思いますが、ただ単に勝ちを追及したり、
良い学校に入れるため、プロ選手にしたいから、等の
理由でスポーツをさせるのは危険だと感じています。
今タグラグビーをやっていたからといって、将来
トップリーグでラグビーを続ける子は恐らくほとんど
いないと思います。(やって欲しいですけど^^)
野球、サッカーの場合も、今はプロを目指して
やっている親・子もいるでしょうが、プロとしてやって
いけるのは、ほんの少数。ごくごくわずかです。
そしていざプロになったとしても、毎年「超優秀」な
選手が入ってくるため、競争はかなり厳しい。
そんな中、テレビで活躍している選手たちはほんの
一握りのエリートなわけで、本当にすごいと思います。
では、そんな超一流のエリート選手たち全員が、
みんなから尊敬される存在かというと…
素晴らしい方々も多数いますが、全体を見渡すと
必ずしもそうではないのが現状です。
オリンピック選手にしても、本来は全員が尊敬されるべき
存在であるにも関わらず、ドーピングに手を染めたり、
ゴシップ記事をにぎわせたり。
もちろんスポーツ選手じゃなくても芸能人だったり、
政治家だっていろいろあります。
はい、我々ふつーのサラリーマンだって。
ただ、私としては、非常に厳しい競争におかれ
自分を律し、ひたすらに努力するスポーツ選手は、
その過程で「心」も、体、技術と同様、むしろ
それ以上に高め、心身ともに尊敬される人物になってほしい、
と強く思っています。
そしてプレーだけでなく、人として素晴らしい。
だから子どもたちはそんな選手に憧れてスポーツを志す。
人としても素晴らしく、誰からも尊敬される選手たちが
現役を引退し、子どもたちを単なるスポーツとしてではなく、
「人間教育」を行う場としてスポーツ指導に関わる。
子どもがそんな人から指導を受け、我々親もそこから
多くの事を学ぶ。
そんな循環を生んでいきたい。
そんな光景がいたるところで見られる日本を創っていきたい。
と、1か月ほど前、学生時代の先輩と一緒に飲んで
話をしました。
その方は、事業としてスポーツ教育に取り組んでいる方で、
まだ環境整備は整っていませんが、今後もそういう方向を
目指してやっていきたい、とおっしゃっていて、とても
共感しました。
私も微力ながら、タグラグビーの指導を通じて、
子どもたちの素晴らしい人格形成に、ほんのちょっとでも
好影響を与えられたらなと思っています。
まだまだ勉強も経験も足りませんが、皆さんにもご指導
いただきながら、私自身も成長していきたいと思って
いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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1月29日の練習は、風も強くてとんでもない寒さでしたね。
「風の子」のはずの子供たちもさすがの寒さに震えていたようですが、
昨日は風もなく、気温もちょっと上がり、練習するにはまずまずの
天候でしたね!
このまま暖かくなってくれることを祈るばかりですが…
そうもいかないんでしょうね。。。
ところで先日、学生時代の先輩から薦められてこんな本を
読みました。
スポーツは「良い子」を育てるか
著者:永井洋一 (NHK出版)
タグラグビーやサッカーなど、スポーツを楽しんでいる子の親として、
なかなか興味深いタイトルでした。
幼少のころからずっとスポーツをしてきて、スポーツから
いろいろ学んできたと思いこんでいる(!?)私としては、
胸を張って「当然良い子を育てる!」といいたいところですが、
実は本を読むのがちょっと怖かったりもしました。
答えが「実は子供にとってスポーツは悪だ!」なんて
結論だったらどうしよう。
今の息子はまだ大丈夫だとしても、スポーツとともに歩んできた私の人生、
もう取り返しつかないし・・・ なんて思ったりして(笑)
ちなみにこの著書は、「はじめに」にあるこの問いかけで始まります。
「なぜ、人はスポーツをするのか」
そして、こう続きます。
「それを深く考えたことがある人は、さほど多くは
ないでしょう。また、少年期のスポーツはどうあるべきか・・・。
これを深く考えたことのある親も少ないでしょう」
確かにそうかもしれません。
「スポーツをやっていると、何となく体力がつきそう」や、
「精神的にも成長しそう」とか「あいさつができるようになる」、
などといった、「一般的なイメージ」が先行しているような気がします。
皆さん自身、何らかの形でスポーツをやられていた方も多いと
思いますが、皆さん自身を振り返ってみていかがでしょうか。
なぜそのスポーツをやったのでしょうか。
親から、先生から勧められた。
仲の良い友達がやっていた。
単純に競技そのものが面白そうだった。
テレビで観るかっこいいプロ選手に憧れた。
いろいろあると思います。
そして、それらを通じてよい経験をしたと思います。
苦い経験、失敗もあったでしょうが、それらもまたよい経験ですよね。
では、今、親という立場になって、子供にスポーツをさせている
理由は何でしょうか。
スポーツを通じてどのように育ってほしいのでしょうか。
ただスポーツをやっていれば、それだけで健全な精神・肉体が
得られるのでしょうか。
スポーツから得られる健全な精神とはどのような精神なのでしょうか。
禅問答みたいですが、たまにはそんな事を考えてみるのも
いいかもしれませんね。子育てのヒントにもなりそうです。
ということで、今日は投げかけのみですが、ちょっと考えてみてください!
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半年近くブログの更新をごぶさたしておりました…(>_<)
新年の誓い、ではありませんが、また少しずつ再開して
いこうと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
ところで年末年始は各種スポーツが盛り上がりましたね。
高校サッカーは今日決勝戦が行われますが、準決勝は
私が生まれ育った大分県の代表と、今住んでいる千葉県の代表が対戦。
うーん、どっちを応援すればいいんだ?
などと思いながらも、実はさほど関心はなく、やっぱり気になるのは
ラグビー。はい、高校ラグビー、そして大学ラグビーですね。
私の母校は高校も大学も早々に敗退してしまったため、
熱の入り方はやや薄れたかもしれませんが、やっぱり気になります。
ラグビーの質、プレー自体の面白さはトップリーグの方が上ですが、
学生スポーツ、やっぱりいいんですよね。
見ていて熱くなってきます。
そして結果は…高校も大学も、ともに三連覇。
東福岡高校と帝京大学。
毎年学生が入れ替わる高校、大学で三年連続日本一を達成するのは
すごいです。
帝京大学については戦術において賛否両論あるようですが、やっぱりすごい。
自分たちの強みはどこか。
自分たちが勝つためにはどういうラグビーをすればいいのか。
それを全員がよくわかっていて、批判があろうともそれをつきつめ、
徹底できる強さ。
ちなみに高校で三連覇した東福岡は、とにかく生徒たちの自主性を
重んじるそうですね。
子供たちに考えさせる。
だからか、選手たちはみんなのびのびプレーしているように感じます。
最近は、高校・大学・トップリーグの各選手名鑑を見てみると、
「小中学生時代の所属チーム」が記されています。
テレビで放映されるのは、大学だと出身高校、トップリーグだと
出身大学までですが、「選手名鑑」にはそれが記されているんですよね。
そこに「浦安RS(ラグビースクール)」と記されるのはいつでしょうか。
そして一番乗りは誰か… ほんとに楽しみです!
今のところ中学校に進んでからの受け皿が浦安になく、他のスポーツを
やるケースが多くなっていますが、それでも高校、大学と進む時に
「ラグビー」にまた戻ってきて、ラグビーを楽しむ子供が一人でも
増えてくれるといいなと思います。
そのためにも、引き続きラグビースクールの練習・試合を通じて
子供たちに「ラグビーが一番好き!」と言ってもらえるように、
今年もがんばっていきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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