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組体操。 [ひとり言]

投稿日時:2012/05/27(日) 06:27

おはようございます。池本です。

先週、今週と、浦安市内の多くの小学校で運動会が行われました。

息子の小学校も昨日行われましたが、ちょっと暑いくらいの天気のもと、
みんな元気にかけまわっていました。

春の開催だと、クラスも新しくなったばかりだし、特に1年生なんて
ついこの前まで幼稚園だったのに大丈夫かな…と思っていましたが、
ダンスなどもみんなとても上手にできていましたし、なかなか感動的な
運動会を見させてもらいました。

ラグビースクールの子供たちの姿もちらほら。

スクールの子たちの、日曜日の練習とは違った一面を見ることができるのは
なんともうれしいですね。

運動会のとり、一番最後は高学年の紅白リレーですが、その前に
毎年6年生の組体操が行われます。

息子が通う小学校の目玉と言ってもいいこのプログラム。

毎年、グラウンド脇から眺めている父兄の方が感動して涙ぐむ
シーンが見られます。

昨日もとっても感動的でした。

一糸乱れぬ動き。
単なる組体操ではなくストーリーがあって、規律の中に優雅さがあり、
なんとも美しいんですよね。
そしてみんなで協力し、必死に形を創り上げるあの姿。

最後のピラミッドで、一番上の子がなんとか上に登り切り、
合図で全員一斉に立ち上がって手を広げた瞬間は拍手喝采。

重くて膝も痛いだろうに、何も言わずにもくもくと一番下で
全体を支えている子、2段目、3段目、4段目と、足元が不安定な中、
上の子のベースになるべくバランスをとる子、
そしてみんなの気持ちを一身に背負って一番上に登る子。

なんだかラグビーに似ているなと思ってみていました。

目立つのはもちろん一番上に立つ子。

でも、その子だけではそのピラミッドは成り立たず、
それぞれ目立たない中で、みんな重要な役割を果たしています。

誰か一人でも自分の役割を果たさなければピラミッドは
崩れてしまう。

誰が目立つとか花形とかではなく、みんながみんなのために
自分の役割に徹している。

まさに

「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」

 One for all , All for one

だな、と。

そうやってひとりがみんなのために黙々と自己犠牲の精神で
役割を果たし、最後に形となって現れた時、見る人は
そのすべてを見て感動するんでしょうね。

タグラグビーにはタックルなどがありませんが、
ラグビーではぶつかり、倒され、時には踏まれたりしながら、
自分の体を犠牲にしてもボールだけは味方に託す。

そして何人もの仲間の手を経て、最後のフィニッシャーへ
ボールが渡る。

トライをとった人がすごいんじゃない、偉いんじゃない。
それまでのみんながみんなのために役割を果たしたから
そのトライが生まれる。

ラグビーに限らず、みんなそうなんでしょうね。
まさに昨日の組体操がそうでしたね。
人生の縮図ともいえるような。

そんなことを思った昨日の運動会でした。
 
それにしても…
先生も大変ですよね。

しっかりやりきった子供たちも立派でしたが、
準備や練習など、先生たちの支えがあったこそですね。

関わったすべての皆さん、ありがとうございました。

いいものを見させていただきました。

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